入院のご案内

入院治療について

チーム医療

当院ではチーム医療を実践しています。多職種で協働し、より良い医療を提供できるよう努力しています。

入院形態

当院の病床は、すべて精神科病床です。精神疾患以外での入院はできません。精神科病床では、原則として下記のいずれかの入院形態となります。

任意入院	入院される方、ご本人の意思で入院していただきます。
医療保護入院	精神保健指定医の診察の結果、入院が必要と認められた場合で、ご本人が入院に同意できない、または同意能力が不十分と思われる場合は、ご家族等の同意によって入院していただきます。

入院時の必要書類

入院生活のためにご用意いただくもの

紛失・取り違えを防ぐため、持ち物にはすべて記名をお願いいたします。☆のついているものは、院内の売店でも取り扱っております。
※「生活品レンタルサービス」については入院時に説明いたします。

• 衣類上下：各5～6枚
• 下着(シャツ・パンツ)：各5～6枚（☆）
• 靴下：5～6枚（☆）
• パジャマ等：3枚（病衣を利用される場合は不要）
  ◇クリーニングを利用される場合
  衣類・下着等を多めにご用意ください。
  ◇ご本人が洗濯をされる場合
  　□洗剤（☆）
  　□ハンガー（☆）
  ※病棟内の洗濯乾燥室をご利用ください。洗濯カード（有料）が必要です。
  ◇ご家族が洗濯をされる場合
  　□ふた付きバケツ（20～25ℓ程度）
  　□ビニール袋（☆売店店員にお声掛けください）
  ※週2回以上受け取りをお願い致します。
• 洗面用具一式（歯みがき粉・歯ブラシ・くし等）（☆）
• 入浴用具（シャンプー・ボディーソープ・ナイロンタオルなど）（☆）
• プラスチック製のコップ：2個（☆）
• 院内履き（すべりにくいもの）（☆）
• タオル・バスタオル：各5～6枚（☆）
• 食事用エプロン(食べこぼしのある方)
• 口腔ケア用品（歯ブラシ・歯磨き粉・入れ歯洗浄剤等）
• BOXティッシュ
• ティッシュペーパー（箱）（☆）
• 生理用品（☆）
• 電気かみそり（充電器・電池）

※青字の物品はレンタルサービスでご用意できます。

※その他必要な持ち物については別途ご案内いたします。

お持込いただけないもの

• 携帯電話・スマートフォンの使用は許可が必要です。看護職員にお申し出ください。
• 院内での写真・動画の撮影、録音等は禁止です。
• マッチ・ライター・ナイフ類・針・ハサミ等、危険と思われるもの
• 多額の現金や貴重品
• その他療養上好ましくないと思われるもの

入院生活について

日課

• 起床　6:00　　　　　消灯　21:00
• 朝食　7:30頃　　　　昼食　12:00頃　　　　夕食　18:00頃

※入浴は週2～3回です。他にシャワーも利用できます。
※個別に応じて作業療法も行います。
※食事は患者様の状態に合わせた食事を提供しています。アレルギーなど配慮が必要なことがある方はお申し出下さい。

面会

面会時間：9:30～19:30

※病院の状況及び患者様の病状により異なる場合があります。

 

面会に関するお願い

• 病院受付にある「面会票」をご記入の上、病棟ナースステーションにお出しください。
• 飲み物・お菓子の差し入れは、面会時に食べきれる程度の量でお願いします。
• 患者様が入院しているかどうかという問い合わせにはお答えしません。
• 面会に来られた方には、入院されている病棟をお知らせします。

　　  ※感染症対策等のため、記載の通りでない場合があります。予めご了承ください。

院内・病棟の設備

院内の設備・サービス等

• 売店（営業時間：平日の9:00～16:30）
• 理髪室
• 自動販売機

病棟の設備・サービス等

すべての病棟に設置されているもの

一部の病棟・病室のみ設置されているもの

• 給茶器、製氷機
• 電子レンジ
• 鍵付ロッカー
• CDプレーヤー
• 自販機

利用可能なサービス

希望される方は病棟職員にお申し出ください。

• クリーニング（金銭管理サービス利用の方のみ）
• 新聞や雑誌の個人購読
• 郵便・宅配便等

入院の費用とお支払いについて

入院の費用

医療費	保険により負担割合が異なります。 限度額適用認定証・標準負担額減額認定証を発行してもらい、病院に提示していただくと、上限額までのご請求になります。
食事療養費	1食ごとに計算し、召し上がった分のご請求となります。 医療費の上限額には含まれません。 限度額適用認定証・標準負担額減額認定証を発行してもらい、病院に提示していただくと、食事代が減額される場合があります。

お支払い方法

月末締めで翌月の10日以降に請求書をお送りいたします。その月の末日までにお支払いください。

病院窓口	現金のみとなります（平日9:00～16:30）。
郵便振込	請求書に同封されている振込用紙をお使いください（手数料は当院負担）。金銭管理サービスご利用の方は、請求額より多く入金していただくと、差額分を預かり金に算入します。
口座振替	ご希望の方は入院会計窓口にお声掛けください。

金銭管理サービス・代行サービス

当院では、患者様・ご家族をサポートするため下記のサービスをご用意しています。

金銭管理サービス

病院で患者様のお金をお預かりして管理します。売店で取り扱っている品物の代理購入・クリーニングの利用等が可能です。任意でご利用になれます。

※使用額をご確認の上、ご入金ください。ご入金方法は入院費の「お支払い方法」と同様です。

代行サービス

急な院外受診など、万一の場合に備えて、全ての方に契約をお願いしております。代行サービスを行った場合のみ所定の料金をいただきます。

• 院外受診の付き添い
• 諸手続きの代行
• 院外での物品購入

※入院継続に必要な事柄等で、病院職員が対応可能な場合に限らせていただきます。
※院外受診の付き添いは、治療への同意を必要とする場合があるため、なるべくご家族にお願いしています。また、病棟によっては対応できない場合があります。

医療相談室について

医療費・生活費について

医療費助成（入院）	重度障害者医療費助成、市町村の医療費助成などがあります。
生活保護	憲法に規定された最低限度の生活を保障する制度です。
障害年金・傷病手当	所得を補償する制度です。受給するには一定の条件があります。
自立支援医療（精神通院）	通院の医療費が1割負担になる制度です（入院は対象外です）。

各種制度について

障害者手帳	税金の控除・施設利用料の減免等さまざまなサービスが利用できます。
金銭・財産管理	ご家族でも管理が難しい場合は、成年後見制度などのご紹介をします。

社会復帰について

就職・復職支援	利用できる施設や制度をご紹介し、必要な支援を行ないます。
通所施設	当院での通所リハビリ以外にも地域のさまざまな通所施設があります。
障害者総合支援法・介護保険	家事ヘルパー・訪問看護など生活を支援する制度があります。
退院先・介護施設のこと	自宅への退院が難しい場合、施設利用などのお手伝いをします。

お問い合わせ

松浜病院医療相談室

• TEL：025-259-3241
• 受付時間：平日9:00～17:00